シエナの塔





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 『記憶に残る場所』
      D.リンドン  C.W.ムーア 共著     見渡す標/内に宿る縁
  より


 シエナの塔は、都市の丘の頂からではなく、都市の窪地から立ち上がる。
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トッレ・デル・マンジャがカンポ広場からこの並外れた高みにまで立ち上り、丘の頂の上に建つ大聖堂の丸屋根のすばらしい姿と肩を並べているシルエットは、遠くから眺めることができる。
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それは、市庁舎(パラッツォ・プッブリコ)の隣に塔を築いた誇り高い寡頭制の行政府にとって重要な問題であったのだろうと私たちも思う。
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シエナの数多くの権力のある家系は、塔に見渡す存在感があることを正しく理解し、塔を築きコミュニティの中での立場を表現していたことを、私たちは知っている。
そして、自治都市(コムーネ)が、おそらくは反逆罪、あるいは政治的に妥当性を欠く協働を行った罪で、ある家系をきびしく処罰しようとする場合には、その家系の塔を倒壊させたことも私たちは知っている。
復讐は、復讐を招き、常習となり、塔はごくわずかに残されるだけになった。
トッレ・デル・マンジャと大聖堂のあいだに生じる緊張した平衡状態を妨げるものは、今は何もない。
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by akiyoshi-n | 2007-08-17 22:32 | 旅-Italy-Siena | Comments(0)

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