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狭小敷地だからこそ、できる暮らし方 ー 半地下+スキップフロア。

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何かと便利な都市周辺にいくほど、予算内で手の届く敷地は、
間口がせまく、細長くなったりします。
便利な都市周辺に暮らすのか、それとも多少不便でも、
より環境の良いところに、暮らすのか。
もともと郊外に暮らしておられる方にとっては、特に、悩まれるところです。

狭い敷地に建てる家は、クネクネと廊下を通って、個室にたどりつくほど、
スペースに余裕がありません。
居間を個室への通り道の一部にしたり、さらには、
階段も、居間の一部に取り入れたりすると、広々とした感じになります。

京都の町家などでは、間口がせまく、細長い敷地に対して、
中庭や通り庭のような、風の通るスペースを設けたりしながら、
なんとも魅力的な、住空間が生みだされて、今も人気ですね。

こんな間口のせまい、細長い敷地は、
うなぎの寝床といわれた、日本だけのことでもなく、
ヨーロッパにおいても、見られるものです。
そんなヨーロッパの狭小建物を、この目で見てやろうと、
オランダ・アムステルダムへと、足を延ばしたこともあります。

アムステルダムには、街中に運河がはり巡らされ、
運河沿いには、おとぎ話しにでてくるような、
かわいい、愛嬌のある外観をもつ、建物が、びっしりと、ならんでいます。
微妙に傾いているように、見えるのですが、
本当に傾いてるそうです。それがまた、見ていて、かわいいです。

狭小敷地だからこそ、できる暮らし方 ー 半地下+スキップフロア。 _d0111714_12552859.jpg


たまたまたどり着いた、運河沿いの古い(安い)ホテルに泊まりましたが、
急勾配の階段が、まわりながらつづく感じで、驚きます。
運河沿いの、ほとんどの古い建物は、階段と廊下でクネクネと、
個室をつないでいる、迷路のような薄暗い、間取りのようです。

近頃では、そんな古い建物を改装した建物も、多くみられるようになっています。
写真は、そんな改装された建物のひとつです。
『半地下のフロアを、スキップフロアで結んだ空間』は、上と下がゆるやかにつながり、
古い建物の間取りにみられた、クネクネの廊下は姿を消し、
明るく開放的な、間取りとなっています。

狭小敷地だからこそ、できる魅力的な暮らし方も、あるものです。
土地を購入される前に、ご相談いただければ、
一緒に、どんな住空間ができるものかを、話しあうことができます。
納得のいく家づくりをするためにも、
土地購入前に、設計事務所に、ご相談されることを、おすすめいたします。

狭小敷地だからこそ、できる暮らし方 ー 半地下+スキップフロア。 _d0111714_1329018.jpg

                
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ナカオアキヨシ/一級建築士事務所 Coo Planning 


お客様との対話を通して、『楽しさ』や『気持ちよさ』などの『魅力』を共に発見していくこと・・・
それが『Coo Planningの家づくり』です!



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by akiyoshi-n | 2009-02-18 12:56 | いつか一緒に家を建てよう

大阪市西区京町堀の設計事務所 Coo Planningの施工事例と進行中の仕事の紹介をしています。


by akiyoshi-n