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『現在』に対する『建築家の責任』 ー 現在に対して、何ができるのか

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『歴史や風土、景観を大切にしたい。』
いまどきの建築家たちは、たいていこんな風に話す。

朝日新聞の『文化』のスペースに、こんな書き出しで始まる、
対談が記載されています。

『歴史』は、都市に対して、何もしないことへの言い訳に使われる。
あるいは、管理可能な範囲に、とどめておく理由に、使われる可能性がある。

建築家の役割は、建物を造るというより、
建物を通して、都市を変化させる手段を、発見すること。
現在に対して、何ができるかに、関心がある。

パリ・国立図書館を設計した、ドミニク・ペロー氏は、そう語る。
ガラスのタワーの間に、雑木林のような、巨大な中庭を備えた、
国立図書館にも、そうした意識が、流れているように見える。

『現在』に対する『建築家の責任』 ー 現在に対して、何ができるのか_d0111714_21592079.jpg

最後に、
彼は、歴史や環境を十分に重視しているはずだ。
ただ、世間受けのよいことを言っているうちに、
『現在』に対する『建築家の責任』を見失うことに、
危険性を感じているのだろう。

こんな、言葉で締めくくられていた。


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ナカオアキヨシ/一級建築士事務所 Coo Planning 


お客様との対話を通して、『楽しさ』や『気持ちよさ』などの『魅力』を共に発見していくこと・・・
それが『Coo Planningの家づくり』です!



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by akiyoshi-n | 2009-03-01 22:01 | いつか一緒に家を建てよう

大阪市西区京町堀の設計事務所 Coo Planningの施工事例と進行中の仕事の紹介をしています。


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