当たり前のことなのですが、設計者とは、暮らす方を中心とした、豊かな住空間をつくること…
2009年 05月 24日
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日曜美術館で『ヴォーリズ建築』の特集が放送されていました。
ヴォーリズ建築といえば、関西では、大丸の大阪・心斎橋店が身近なところです。
建築にそれほど興味のない方であっても、細部までデザインされた空間には、
感心されるのではないでしょうか。
福祉施設の設計もたずさわっていたこともあり、ヴォーリズ建築による空間の構成に
興味もあり、近江八幡に現存する建築などの見学も行ったりしていました。
施設の間取りの構成は、そこに生活する人たちのためのものでありますが、
同時にそこで働く側の人のものでもあります。
とかく、いろいろある施設においては、生活する方より、働く側の方の意見を聞きながら
設計を進めることもあり、完成されたものは、生活する方にとって、暮らしよい空間で
ないこともあることも多いのではないでしょうか。
ヴォーリズ建築では、第一にそこで生活する方を中心として、空間が構成され、
光あふれる、豊かな住空間が生み出されています。
当たり前のことなのですが、設計者とは、暮らす方を中心とした、豊かな住空間をつくること、
あらためて、そう思いました。
www.cooplanning.com 京町堀アトリエ
写真は、パリ・オペラ座の劇場内部の天井のようすです。
観覧席、最上階からみた、シャガールの天井画です。
どのように描かれたのかは、わかりませんが、
決して短時間で描ききれるようなものではないことは、伝わってきます。
演じるものも、観るものも、特別な場所で、
特別な時間を過ごしている実感がわいてくる、そんな空間です。
『Coo Planning と建てる、注文住宅』
注文住宅 大阪(施工例)
by akiyoshi-n
| 2009-05-24 12:40
| いつか一緒に家を建てよう