その分、ここだけにしかない魅力的な住空間をつくることができる、 と考えられるのではないでしょうか。
2009年 10月 01日
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先日、現地見学した大阪市内の住宅用の土地物件です。
この物件は、まだレインズにはのせられていない情報だそうです。
物件資料には古家付きとありましたが、引き渡し時は更地になるようで、
見学時には丁度、解体工事も終盤をむかえ、ほぼ更地の状態で見ることができました。
写真でも確認できるかと思いますが、敷地は細長〜い形状をしています。
間口は3.9メートル、奥行は約22.5メートルとなり、いわゆる『うなぎの寝床』です。
前面道路は約4.1メートルなのでセットバックは必要ありません。
ご覧の通り前面道路以外は、三方とも建物に囲まれています。
敷地は、26.5坪ありますが、この狭い間口のため、価格は比較的お求めやすくなっています。
問題は、この敷地に満足のいく住宅が建てられるのかということですね。
上の2枚の写真は、オランダ・アムステルダムのものです。
アムステルダムは、古くから運河のある街として栄えましたが、
現在では、水辺の都市として、水辺の街並のお手本的場所として、取り上げられています。
運河沿いに建つ建物は、どれも間口がせまく、奥行の長い敷地に、
いっぱいいっぱいに建てられています。
当時の古い建物では、中の様子は、くねくねと細い階段と廊下がつづくものでしたが、
最近では、3枚目の写真のように、奥行のある敷地を最大限生かされた、
開放感のある間取りが、目立つようになっています。
このように、間口の狭い敷地では、一般的にみられる間取りとは、
組み立て方の考えが異なってきますが、
その分、ここだけにしかない魅力的な住空間をつくることができる、
と考えられるのではないでしょうか。
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by akiyoshi-n
| 2009-10-01 17:24
| いつか一緒に家を建てよう