パリ・新凱旋門
2008年 02月 21日
パリの都市を貫通する何本もの軸線。
その中でも最も重要といわれる東西の大軸線。
ルーブル美術館を起点とし、シャンゼリゼ通りを上り切ると、観光名所でもあるエトワール凱旋門がそびえ立ちます。
その場所から北西に延長した先にあるのが、上の写真にあるラ・デファンス地区の中心部です。
そして大軸線の真上にこのモニュメント、新凱旋門として知られるグランド・アルシュが建てられました。
外形は立方体。
軸線の起点のルーブルの中庭とぴったり同寸の105メートル角、エトワール凱旋門の約2倍の高さです。
アーチ状で、中空の部分の幅はシャンゼリゼ通りと同寸。
そんな東西の大軸線を意識された形状なのです。
奇想遺産より
1989年 パリ市西郊ラ・デファンス地区
グランド・アルシュ
中尾 彰良 Akiyoshi Nakao/一級建築士事務所 Coo Planning
by akiyoshi-n
| 2008-02-21 21:55
| 旅-Paris-ベルシー地区